【実写確認済整備品】キャノンキャノネットQL19G-Ⅲ／45mmf1.9フード付

ニューキャノネットのグレードⅢシリーズは、日本と台湾で1972年から1980年代にかけて製造された累計生産台数が120万台のベストセラー機です。中でもQL19G-Ⅲは生産台数が少なく日本製稼動機は希少なカメラになります。本機にはフード及びスカイライトフィルターが付属します。
　
　カメラの状態ですが、経年使用によるスレと小さなアタリキズが有ります。この機種特有のファインダーくもりですが、調整及び清掃済でフォーカスには問題ありません。レンズ光学系は、LED照射で多少のキズやチリ等が見られますがクモリは無く比較的綺麗なレンズです。露出計も生きています。
パララックス自動補正も距離に連動して動いています。ただし、精度的に若干のズレがどうしても生じてしまいます。実写撮影で傾向を掴み微調整いただければと思います。年代物ゆえご理解いただければ幸いです。
本機は45mmf1.9付のQL17G-Ⅲ下位モデルです。しかし、作例写真の通り良く写るコンパクトカメラで明るさf0.2の差は見られません。フィルムカメラ初心者向けのフルマニュアル機だと思います。
代替電池（625アルカリ1.5V）でオート撮影出来ますが、実行電圧が高いので１絞り程度開けて撮影して下さい。正確な露出設定をしたい方は単体露出計の使用をオススメします。
ただし、ネガフィルムなら作例写真の通りフィルムパッケージの露出表を使っても十分綺麗に撮れます。

【作例写真】
C57180牽引ばんえつ物語号と沿線の風景です。
磐越西線日出谷駅周辺、高郷町荻野駅周辺で撮影しました。
KODAK GOLD200（一部にPLフィルターを使用しています）
フジカラーCD（200万画素相当）から画像を落としています。色調補正などの画像処理はしておりません。　
　　　
　本機は実用機でコレクター向けの美品ではございません。
僭越ではございますが、細部にこだわる方は専門店での購入をオススメします。
お取引は日本語になります。撮影を含め保証はございませんので、プロフィールをご確認いただきますようお願いいたします。

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